先日のNHKスペシャル、ミラクルボディーは、アサファ・パウエルでした。
彼は、陸上を始めてわずか4年で、陸上100メートルの世界最速記録を9秒74を持つ。
最大の武器は、「エクスプローシブ(爆発的)」と表現されるスタート、そのメカニズムを最新のカメラ、技術を使って解明していくものでした。
パウエルの身体の特徴は、大腰筋が大きく発達していること、バネとなる腱1センチ伸ばす力が、成人男性の3倍に近い113キロという驚異的であること、トップスピードの時の歩幅が広いことなど、次々パウエルの肉体が驚異的であることが明らかになっていきました。
しかし、番組は、彼に心の問題があると。
彼は、世界陸上などの大きな大会では勝てず、「無冠の最速男」と言われていました。
昨年の世界陸上、最大のライバル タイソン・ゲイ が優勝した。
パウエルは、レース中、隣を走るゲイの足が見えたら、自分より後ろにいるはずなのになぜ、とパニックになって、神経の伝達がうまくいかず、筋肉の共縮をおこしていたようです。
彼は、練習の最中「みんな、僕に勝って、勝って、という。誰も僕の気持ちなど分からないんだ」とコーチにぶつかる場面も。
ヒーローとは、孤独との戦いであると、改めて感じました。最大の敵は己の中にいると。
パウエルの肉体より、心の問題にとても気持ちが入ってしまい、心をいかに保つかは、共通の問題であると考えていました。
問題の大きさは別として、自分の気持ちをなぜ人は理解してくれないのか、と思うことがある。しかし、そう思う時は、自分自身こそが、人のことを理解していないのである。
他人の考え、など分からないものである。
だからこそ、自己を信じ、挑戦を続け、結果を出そうと努力し続ける。
先日、東京マラソンを完走した池田さん、3時間きり“サブスリー”を達成。
それは、素晴らしい記録なのに、さらに、次の目標を設定してそれを目指すと話していました。
自分に更なる負荷をかけ、苦しみとともに挑戦することは、まさに生きている証かもしれません。

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