9月30日の湯浅譲二先生の講演会は、湯浅先生の出身校である金透小学校(福島県郡山市)で開催する予定になりました。湯浅先生は、金透小学校の「金透賛歌」を作曲されています。
いつも、湯浅先生から、金透小学校時代のお話をお聞きし、戦争の時、出兵する兵隊さんを小学生が演奏をして見送っていたとお聞きしておりました。先生も金透小学校時代演奏されていたと。
湯浅譲二先生の「人生の半ば ― 音楽の開かれた地平へ」(慶應義塾大学出版会)の中から、
「音楽が、作曲家のコスモロジーの反映としてある、と思っている私にとって、私の原風景は、その大部分が、私の生まれ育った郡山市とその近隣の風土性からから切り放ちがたい関係にある。具体的には、阿武隈川流域に広がる安積平野の、四季折々に移ろう様相であり、時空である。~中略~ 私にとって故郷としての<みちのく>は、奥羽山脈、阿武隈山地をその両端に見はるかす、広大な阿武隈川流域の安積平野や、磐梯山を水鏡に映し出す猪苗代湖の開かれた時空としてある。
音楽が、楽譜の中にあるのではなく、音響運動の記憶とその観念連合のイメージとして、人間の心の中にのみ存在するように、いま、私にとってのみちのくは、私の原風景として、私の音楽にそのアウラを放射しているといえるだろう。
それが、音楽というグローバルな人類の営みの中で、私に初心を貫くアイデンティティを与えているのである。」 とある。
湯浅先生から幼少時代のお話をよくお聞きします。寒いお部屋でオルガンをずっと弾いていたり、お父様が、オペラを好きで、湯浅先生もよく聞いていらしたと。
今回、湯浅先生が金透小学校にいらして、講演していただける、本当に皆様に感謝です。
湯浅先生は、8月17日から山口県の秋吉台国際芸術村で「現代音楽セミナー&フェスティバル 秋吉台の夏2007」に行かれるそうです。
8月12日は湯浅先生の誕生日です。先生、おめでとうございます。

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